スプレッド <FXマニュアル⑤>

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ネットFXは基本的に年会費、口座維持費、取引手数料といったものが完全無料です。

ではFX業者はどこから利益をえているのかと言えば、

スプレッド」と呼ばれる手数料からです。

FXでは外貨預金や外貨MMFのような為替手数料がないかわりに、

このスプレッドによって手数料を回収しています。

 

スプレッドとは、

外貨の買値と売値の幅のことです。

株でも成行による買値と売値は異なりますが、

FX業者はさらに買値(Ask)売値(Bid)を意図的に離すことで、

そこから利益をあげているのです。

 

たとえば米ドル円レートで「97.67-97.70」と表示されていれば、

売値Bidが97.67、買値Askが97.70です。

その差の3銭(0.03円)がスプレッドになります。

基本的にスプレッドは銭単位まで表示され、1通貨ごとにかかります

たとえば上記の場合であれば、

1ドルを買って売るごとに3銭の手数料がかかる、ということになります。

ですので1万ドルを取引する場合はその3銭の1万倍、300円が手数料になります。

これがFX利用者にとっての、主なコストとなります。

米ドルを買う場合は高めの97.70円、売る場合には低めの97.67円ということで、

利用者にとっては損ということがわかります。



 

<AskとBidを混同しないようにしましょう>

Ask(買値) 私達顧客にとっての外貨を買うときの値段
Bid(売値) 私達顧客にとっての外貨を売るときの値段

(Askが常にBidよりも上になります)

 

こうして「97.67-97.70」のように、

売り値のBidと買い値のAskのふたつのレートを表示することを、2Wayプライスと言います。

 

基本的に外貨預金や外貨MMFといった他の海外金融商品の為替手数料よりも、

このスプレッド手数料のほうが安くつきます。(その差、およそ10倍以上)

しかし言うまでもなく、このスプレッドはさらに小さいほうが、私達にとってはお得です。

そしてスプレッドはスワップ金利と同じく、FX業者によって異なります。

なのでFXを利用する人の中でも、

特に短期取引・デイトレードをやろうとする人は、スプレッドの小さなFX業者を選ぶことが基本です。

スプレッドの高い業者で1日に何度も決済をおこなってしまうと、

手数料負けしてしまう可能性があります。

 

スプレッドが安いFX業者として代表的な口座は、

SBI FXトレード、DMM FX、FXネオ(GMOクリック証券)などです。

特にSBI FXトレードは1万通貨以内の取引であれば、業界最安のスプレッドとなっています。



 

<FX業者の実際のスプレッド表示>

米ドル円 0.27銭
ユーロ円 0.69銭
ポンド円 1.19銭
豪ドル円 0.77銭

 

上述は2014年時点でのSBI FXトレードのスプレッド表示です。

たとえば米ドル円で取引する場合、スプレッドが0.27銭です。

1万米ドルを買って、そのあとに売る、という形だと、0.27銭を円になおして0.0027円。

それを1万倍して、27円が手数料になります。

このように実際のスプレッド表示は、1通貨ごとにかかる手数料の表示になることに、注意します。



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