配当金で収益 <株ー②>

graph-163509_1280

株のインカムゲインである配当金は、企業の業績によって、定期的に投資家に配られます

形式上それぞれの株には利回りが設定されていますが、この利回りは常時変動します。

業績が悪化している場合、配当金が配られないこともあります。

注意しましょう。

利回りはSBI証券などのネット証券や、ヤフーファイナンスで確認できます。

 

配当の利回りについて

 

たとえば配当50円の株を1000もっているなら、配当金は5万円です。

配当金は決算があるたびに支払われます。

決算の多くは毎年1回、2回です。

株価に対して配当金が何%かを示す「配当利回り」という年利の数字が、ひとつの基準になります。

 

配当利回り(%)=1株の配当(円)÷株価(円)×100(%)

 

株価1000円の銘柄で1株あたりの配当が50円だとすれば、以下のようになります。

 

配当利回り(%)=50(円)÷1000(円)×100(%)=5%

 

配当利回りが5%の場合、1000株(100万円分)購入していれば、年に5万円の配当となります。

(決算が年に2回ある場合は2万5000円ずつです)

基本的に配当利回りは2%~6%のものが多く、年利0.02%の銀行普通預金、年利0.5%の銀行定期預金よりも、圧倒的に得となります。

ただし株は預金商品と比べると変動リスクが大きいため、配当利回りは乱高下する可能性があります。

 

個別に好みの銘柄があるわけでなく、単純に安定的な利回りで資産運用したいという人には、

個別に株式を買うよりも、投資信託を買うほうがオススメになっていきます。

 

配当金をもらう条件

 

配当金をもらう条件は、銀行預金のように株を毎日持っていることではなく、株を「権利付き最終日」に持っていることです。

逆を言えば、この1日さえ株を持っていれば、1年分の配当金がまるまるもらえます

勘違いしやすい点ですので、注意しましょう。

 

ただし権利付き最終日は、年間の決算回数と同じ日数が設定されます

なので配当金が年に2回もらえる場合は、権利付き最終日も年に2日あることになり、

1日だけ株を保有しても、1年間の半分の配当金しかもらうことができません。

 



 

【配当金の利回りが高い株は良い株か?】

 

必ずしも配当金が高い株は良い株、というわけではありません

たしかに配当金の高い株は人気で、株価上昇のきっかけになりますが、

他にも様々なファンダメンタルズ分析をほどこす必要があります。

 

そもそも配当金というのは、企業にとって他に使い道のないお金であってしかるべきです。

成長期にある企業は特にそうですが、企業は事業拡大のため、あらゆるものにお金を使います。

企業としてすでに事業が成功していて、お金がたくさんある。

しかし他にお金の使い道がない。

なのでさらに株価をあげたり、投資家をつのる目的で「配当金に投資する」という感覚で、

投資家たちにお金を還元していく。

こうした形なら筋もとおっているし、投資家としても納得できます。

 

投資に手をだす理由のひとつとして、

デフレ・円高社会における銀行口座へのお金の死蔵が非効率的だから、というのがあります。

投資をすれば、利回りがよくなる。

会社も同じです。

事業が成功してお金があまり、他にお金の使い道がなければ、

そのお金を死蔵するのはもったいない。

そのお金をもっと効率的に使いたいと思います。

その手段のひとつが、自分たちの会社の株の配当金をふやすことです。



「お金の死蔵がもったいない」という理由においては、

ちょうど私達が投資をする行為と、会社が配当金を増やす行為は似ています

ようするに会社が配当金を投資家に還元するという行為は、会社の余裕資金でおこなうべき行為なわけです。

 

つまり逆を言えば、

業績が悪くて、他にお金を使う余地があるにもかかわらず、

配当金だけやたらと高くしている企業の株は、注意が必要ということになります。

これは私達一般人にあてはめて考えれば、しっかりした仕事についてないにもかかわらず、

お金を使いまくっていて浪費の激しい状態のようなものです。

そんな会社に、はたして安心して投資ができるでしょうか?

 

配当金は、会社の総資産から捻出されます。

会社の総資産は単純に会社の価値そのものですから、

配当金をだすぶん、その会社の価値自体はさがる、ということになります。

配当金の利回りばかりに目がくらんで、肝心の株価が無価値になったら、もともこもありません

気をつけましょう。

また、配当金をもらうたびに、税金がかかってくることにも注意します。



関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2016年 9月 01日
    トラックバック:boutique bio en ligne

ページ上部へ戻る