ニコニコ動画で稼ぐ方法

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ニコニコ動画での稼ぎ方とその仕組みについて、ふれます。

動画そのものを作成するためのコツについては、以下の記事をご覧ください。

■ 動画投稿で稼ぐ方法

 

ニコニコ動画は、株式会社ドワンゴが運営する動画配信サイトです。

2006年に作られ、現在は一般会員5000万人、有料会員250万人。

日本国内限定となりますが、YouTubeについで、大規模な動画配信サイトです。

利用者の内訳は、男性70%・女性30%。

利用者の半数以上が20代、スマートフォン利用では10代が圧倒的多数。

オタク・若者むけメディアと言えます。

 

ゲーム実況音声ソフト・ボーカロイド(初音ミク)による作曲、

ゲーム・東方Projectの二次創作作曲といった、オタク向けの動画がにぎわっており、

これらの動画の再生数が、ランキング上位にくることが多いです。

ニコニコ動画でお金を稼ぐという場合にも、これらのオタク向け分野の動画が、意識されます。

YouTubeほどではありませんが、

1000万円以上の報酬をうけとった人が何人もおり、「ボカロP」と呼ばれる人々など、

専業で活動している人もいます。

 

以下、ニコニコ動画で稼ぐさいの公式参考記事。

■ ニコニコ広告セールスシート

■ ニコニ・コモンズ

 



 

【ニコニコ動画の稼ぎの仕組み】

ニコニコ動画では「クリエイター奨励プログラム(略称クリ奨)」とよばれる収益システムがあります。

この収益システムが、YouTubeの「YouTubeパートナープログラム」に該当し、

再生されるだけで収益となる仕組みです。

このクリエイター奨励プログラムに動画を登録することで、その動画が収益化の対象となります。

 

原則1再生0.2円~0.6円

報酬は再生数だけでは決まらず、作品の人気度やコメント、リスト登録数、各メディアでの拡散具合でも変化します。

 

クリ奨利用の条件は、以下のいずれかです。

 

  • プレミアム会員になっていること
  • 本人確認がすんでいること

 

プレミアム会員は毎月税別500円

消費税8%時であれば、月額540円です。

本人確認の場合は、身分証明を用意し、専用フォームから申請します。

 

他動画の収益システムと比較すると、クリ奨は非営利扱いとなるのが特徴です。

クリエイター奨励でもらえるものは、正確にはお金ではなく「スコア」と呼ばれるポイントです。

このスコアを1万ポイントためることで、1ポイント1円換算でお金への交換が可能になります。

銀行口座振込で、振込手数料は216円

奨励スコアの有効期限は1年。

 

年齢制限は20歳以上

未成年がクリ奨を使う場合は、保護者の同意が必要です。

 

またニコニコ動画独特の報酬制度として、このクリ奨を利用した「子ども手当」と呼ばれるものがあります。

 

ニコニコ動画でアップロードされた動画は、すべて二次利用・二次創作が可能です。

またその二次利用・二次創作した動画も、クリ奨への登録が可能となっています。

自分の動画が二次利用・創作の対象になったとき、自分の動画を「親作品」、二次利用・創作の動画を「子作品」といいます。

 

この親作品・子作品の関係を示しているのが、「コンテンツツリー」と呼ばれるものです。

子作品側は、親作品側のコンテンツツリーに、自分の作品を子作品として登録します。

これにより、子作品側で生じたクリ奨の収益10%が、親作品側に与えられることになります。

これが「子ども手当」です。

通常のクリ奨同様、活用の仕方次第で、だいぶ不労所得を狙えます。

 

なおニコニコ動画は、動画だけが収益の対象になるわけではなく、

音声素材やイラスト、フリーソフトといったものも、クリ奨に登録できます

ここもYouTubeとは異なる収益方法として、特筆すべき部分です。

BGM・効果音などの音声素材は、あらゆる動画に二次利用されますので、

それだけで子ども手当の対象となりやすいです。

 

子作品を意識した動画作成自体は、ボーカロイド(初音ミク)を活用して稼ぐ「ボカロP」と呼ばれる人々が、

昔から勢いを持っています。

他人に歌われるような曲を作成することで、

ボカロPはたくさん二次利用・子作品登録され、子ども手当の恩恵にあずかっています。

いわゆる「歌ってみた」系の曲は、すべて子作品というわけです。

 

他、YouTube同様、拡大していけば有名人になることもあり、

グッズの販売や、イベント出演などによって稼ぐことも可能です。

作曲であれば、同人CDのイベント販売・ダウンロード販売といった部分でのマネタイズも可能です。

 

ニコニコ動画には、閲覧者に銀行口座を公開してお金をふりこんでもらう、

アマゾンのほしい物リストを公開して商品を買ってもらう、

というサブカルチャー・オタク文化独特の「物乞い配信・ネット乞食」と称される人々もいます。

こうした行為は犯罪にあたることもありますので、オススメしません

■ 乞食行為配信で逮捕(外部参考記事)

 

また、

ニコニコ動画ではユーチューブへの無断転載による権利侵害も激しいです。

動画をアップするたび、無断転載などに対するメンテナンスが重要ですので、

そういう意味では、手間がかかる部分もあります。



 

 

【ニコニコチャンネルの開設】

ニコニコ動画には、視聴者が料金を支払うことで収益化できる、

有料チャンネル(ニコニコチャンネル)の仕組みがあります。

YouTubeとは違い、ニコニコ動画の有料チャンネルは、だいぶにぎわっています。

 

2016年6月時点で、有料チャンネル数は77。

原則法人のみ開設可能ですが、個人でも実績や交渉次第で開設できます

ヒット動画をあげつづけて、実績を作るのがオススメです。

 

仕組みとしては月額課金と都度課金があり、金額も自由に設定できます。

オススメは税別500円の月額課金です。

多くのチャンネルが、この仕組みを採用しています。

 

不労所得にはならず、最低毎月に数回動画をアップする必要がありますが、

安定的に収益をあげるのであれば、この手法はオススメです。

月額課金の上位チャンネルの平均年間収益は、1億円ごえとなっています。

■ ニコニコチャンネルの有料登録者数40万人突破(外部参考記事)

 

チャンネルの多くは、やはりゲーム運営者や声優といった著名人をまぜたライブ、情報配信ラジオですが、

こうしたものは、個人がやるには当然敷居が高いです。

個人がチャンネル開設を狙うなら、

ゲーム実況系やアニメ・音楽の動画作成でブランディングしていくほうが、再現性があります

 

2014年7月以降、公式によると収益分配は、

全体収入から事務手数料14%とその消費税をとりのぞき、そのうち17%がドワンゴ。残り83%が取り分。

■ ニコニコチャンネル収益分配

83%が取り分と書かれていますが、実際のところは以下のような計算式です。

 

(1-(0.14*1.08))*0.83=0.704504

 

消費税8%であれば、結果的に全体収益の70%程度がチャンネル運営者のもの、ということになります。

大雑把に1万円のユーザー課金があれば、7000円が収益です。

 

他、プレミアム会員であればブロマガを作れますし、

広告課金モデル(大手メディアプラン)であれば、アドセンスでの収益化も可能になります。

SUZURIを使うことで、グッズの販売もできます。



 

【実際に稼げる実例・ジャンルについて】

基本はYouTubeと同じようなオススメになっていきますが、原則ゲーム系、アニメ系、音楽系の動画が稼ぎやすいです。

とりわけニコニコ動画では、再生数だけを見れば、

前述のとおり、ゲーム実況、初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカといった音声ソフト・ボーカロイドによる作曲、

ゲーム・東方Projectの二次創作作曲といったものが上位にきます

 

「歌ってみた」よりは、自分で曲を作るボカロPのほうが稼げることは、言うまでもありません。

ボーカロイドを使用した作曲は、基本は親作品に登録されることを狙います。

歌ったり踊ったりされやすい曲を作るのはもちろん、

特に10代~20代のオタク層を狙うなら、ネガティブ系・恋愛系・電波系の曲のウケがいいです。

 

東北震災募金の動画をのぞくと、

総合ランキングで第1位の作品は、あにら氏の「東方 Bad Apple!! PV 影絵」

2016年現在、2250万再生。

クリ奨で再生数の40%が収益になるとして、この動画だけで単純計算900万円の稼ぎです。

コンテンツツリーに親作品が設定されており、

この親作品にも1割程度クリ奨の報酬が入っているとすれば、90万円程度の収益です。

親作品、子作品共に不労所得化しているのがポイントです。

 

最近はゲーム実況系も、歴代再生数ランキングにのることが多いです。

たとえば幕末志士という二人組(ハンドルネーム坂本龍馬氏・西郷隆盛氏)のマリオ実況動画が、非常に勢いがあります。

 

 

【ニコニコ動画独自の特徴】

稼ぐ仕組みとしては、コンテンツツリーによる子ども手当。

そして動画だけでなく、イラストやフリーソフトもクリ奨に登録できる点が、

YouTube等他動画の収益システムとは、だいぶ異なってくる点です。

円ではなくスコアというポイント付与による非営利性も、収益拡大のチャンスに恵まれます。

有料チャンネルのにぎわいぶりも大きいです。

 

動画再生中に、コメントが動画内に文字で右から左に流れていく仕組みも、

ニコニコ動画独特のものです。

これによって閲覧者は、他の閲覧者との感情・意見共有がしやすくなっています。

 

デメリットとしては、外部リンクに対して厳しい点です。

ユーチューブとは異なり、ニコニコ動画では原則外部リンクをはれません

閲覧者はリンクの文字をコピペして、リンク先に飛ぶしかありません。

そのかわり、ニコニコ動画内のリンクに関しては短縮リンクが使え、非常に便利です。

たとえば「sm●●●」という形にするだけでリンクが形成され、特定の動画ページへとすぐに飛べます。

 

著作権については、使用許諾や商用許諾を自分で調べるにこしたことはありませんが、

YouTubeほど細かく考える必要はありません。

はっきりしないものも含めて、とりあえずクリ奨に登録してみて通るかどうかを試す、ということが可能であるためです。

そのときに、ニコニコ動画運営側が著作権にひっかかるかどうかを判断してくれます。

そのままクリ奨に登録されれば問題なし。

されなければ、その動画がクリ奨に登録されないままです。

 

YouTubeでは、そこまでやってくれません。

著作権的に問題のある動画を、パートナー広告にくんでアップしてしまった場合、

すぐにパートナープログラムが凍結される可能性がありますので、注意します。

そういった意味では、ニコニコ動画は非常に面倒見がいいです。

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